知っておきたい決算書の常識
内容紹介
できるヤツほど会社の数字を読みこめる!
知っておきたい決算書の常識
サイズ:四六版 168ページ/ISBNコード:4791615476
この1冊で決算書の見方がわかる! 決算書を見れば、自分の、相手の、株式投資先の会社の「いま」が見えてきます。会社の今そして未来を読み解く力が、本書を読めば基礎からしっかり身に付きます。手軽な四六判ですので、通勤電車などいつでも開けます。できるビジネスマンになりましょう。※本書の内容は既刊書『CD-ROM付き 決算書 会社の数字がわかる』を一部抜粋・加筆および訂正したものです。
目次
はじめに
第1部 基本編
第1章 決算書のポイント
1 決算書とはなんだろう?
2 決算書が読めればこんなことがわかる
3 決算書にはどんな種類がある?
4 決算書の信頼度がアップした
コラム 金融機関は会社のここに注目する
第2章 損益計算書のポイント
1 損益計算書でわかる「もうけ」の構造
2 損益計算書の基本構造
3 「5つの利益」が意味すること
コラム 月次決算が大事なわけ
第3章 貸借対照表のポイント
1 貸借対照表でわかる「財産と借金」の内容
2 貸借対照表の基本構造
3 資産とはなんだろう?
4 負債・純資産(資本)とはなんだろう?
5 損益計算書と貸借対照表の関係
コラム 仕事に役立つ法則
第4章 キャッシュフロー計算書のポイント
1 キャッシュフロー計算書が必要な理由とは?
2 キャッシュフロー計算書のしくみはどうなっている?
3 3つのキャッシュフローってなんだ?
コラム 黒字倒産を避けるためには
第5章 会社の数字の見方 ー経営分析ー
1 売上高とはどんな意味?
2 減価償却とはなんだろう?
3 引当金とはなんだろう?
4 棚卸資産とはなんだろう?
5 経営分析はなにに役立つ?
6 経営分析の方法と活かし方
コラム 経理の果たす3つの役割
第2部 応用編
第1章 会社の収益を知る
1 会社のトータルな収益力はどうか?
2 自前のおカネを使ってどれだけもうかった?
3 会社の競争力は高いか?
4 本業でもうかっているか?
5 会社のトータルな実力は?
6 会社の最終的なもうける力は?
7 コストを落とす努力をしているか?
8 経費節減は進んでいるか?
9 人件費が経営の圧迫要因になっていないか?
10 財務活動は成果を上げているか?
11 利益を出すために必要な売上高は?
12 目標利益を上げるための売上高は?
13 調達資金からどれだけ利益を上げたか?
コラム 自分の会社は何屋さんか?
第2章 会社の安全性を知る
1 会社の基礎体力は充分か?
2 会社の支払能力に問題はないか?
3 より確実な日常の支払能力は?
4 長期の財務の安全性はどうか?
5 長期の支払能力は問題ないか?
6 借金の支払利息がかさんでいないか?
7 負債と自己資本のバランスはどうか?
8 財務内容に問題はないか?
9 支払能力は何か月分ある?
10 金利の支払いで苦しんでいないか?
11 資金繰りに問題はないか?
12 利息の支払能力は十分か?
13 1年でかせいだ手元資金はいくら?
コラム 資金繰りにつまずく2つのパターンとは?
第3章 会社の生産性を知る
1 社員1人でどれだけ売ったか?
2 社員1人のもうけ具合はどうなっている?
3 社員1人が上げた成果は?
4 どれだけ人件費に分配しているか?
5 利益と人件費のバランスはとれているか?
6 販売戦略に問題はないか?
7 会社の仕事にロスはないか?
8 省力化投資に力を入れているか?
コラム 社員にとって働きやすい労働環境とは
第4章 会社の成長性を知る
1 事業は順調に成長しているか?
2 本業で稼いだ利益は伸びているか?
3 会社の最終的な利益の伸びはどうか?
4 事業の元手は増えているか?
5 会社の活動力は伸びているか?
6 企業グループの実力はどうか?
コラム 計画性のある経営が求められている
第5章 会社の効率性を知る
1 資本をうまく使っているか?
2 債権回収のスピードはどうか?
3 ムダな在庫は抱えていないか?
4 事業用資産を十分に活用しているか?
5 自己資本は効率よく使われているか?
コラム 顧問税理士は会社の運命を左右する
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